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3月の保育士の気持ち

保育士の仕事のこと

今0歳と1歳児の部屋に主に入り仕事をしています

担任をしていますと言いたいところですが

私は保育士の資格は持っていますがパートなので

担任の先生の補助という形になります

先日、来年度の辞令が出され

また同じ0,1歳児の部屋に入ることになりました

担任の先生も

そのまま子供たちと持ち上がる先生も居れば

年長児から赤ちゃんの先生に変わる先生も居ます

辞令が発表される前は

当たり前ですが当然そわそわ

色んな予測が繰り広げられています

ですが辞令が出たら

出た直後は様々な感想。

でもすぐに顔つきが変わり

次に受け持つ子供たちに注目しだします。

この子の課題は何だろう

この子とこの子は相性が悪いのかな

クラス全体ではどういう雰囲気なのかな

色々な場面を見て次年度の計画を立てます

私は今の子供たちと離れることの寂しさもありますが

この子たちがなるべく身の回りのことを、自分1人で出来ることが増えるよう

自信を持って進級できるよう

サポートしていきます

例えば

今の0,1歳児の子供たちは、ほふく室があるので

ほぼ裸足で過ごし、ホールや外で遊ぶ時だけ靴下と上履き・靴を履きます

その時、スッと履けてすぐに次の行動に移れる子も居れば

靴下や靴を履くのが苦手でみんなに置いて行かれる度に

泣いてしまう子もいます

次の2歳児の部屋は、ほぼ上履きで過ごし

オムツ替えやお昼寝の時、トイレトレーニングも本格的に始まりますので

脱いで、履いてが頻繁になります

その度に悲しくなってしまわないよう

残り数週間で、出来るだけ自分1人で履けるようにサポートします

出来ないこと、苦手なことに注目しがちですが

思い返せばこの子たちが入りたての去年の4月は

歩き回ったり、待てなかったり。

お友達を叩いたり、お友達のおもちゃを取り上げたり。

そんな子たちが今では

先生の話を聞けるようになり

名前を呼ばれたら「はい!」と返事ができ

歌も大きく歌えるようになり

お友達のおもちゃも・・時々取りますが、ごめんねと言えるようになってきています

ご飯も1人で食べられるようになりました

この時期の子供たちの成長は本当に凄いですね。

何年も同じ所で保育士として関わっていると

赤ちゃんだった子が卒園するまで

何回も何回も見届けることが出来ます

私はまだ保育士になって3年なので

入った時1歳だった子たちは次は年中さんになります

成長をずっと見守られて傍に居られるこの職業は

本当に素敵だと思います

ちまたの噂通り、安月給に過酷な現場ですが

それが吹っ飛ぶ瞬間はたくさんあります

・・・

でも給料はもっと欲しいですけどね

次はどんなカラーのクラスになるのか今から楽しみです

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