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JALキッズおでかけサポート

小学生のこと

一番下の娘が6歳となり、以前からせがまれていた

「一人で飛行機に乗って、愛媛のばあちゃんちに行く」

という計画を実行しました。

JALもANAも6歳以上の子どもに

CAさんが、出発から目的地の空港の出迎えの人まで

付き添ってくれるというサービスです。

荷物を預け入れたら、到着した先の受け取りまでしてくれます。

JALは「キッズおでかけサポート」

ANAは「ジュニアパイロット」

と名付けられています。どちらも利用したことがありますが、

同じようなサービスになります。

我が家は一番上の娘が5年前、6歳になった時に初めて経験し

以降コロナの時は控えていましたが

5回ほど送り出してきました。

特別に料金がかかるわけでもなく

ただ航空会社が用意している、同意書に記入し

あとは子どもたちのやる気と勇気のみです。

2番目、3番目の子は、長女が平然とやっているので

後に続いている感じですが

一番初めの一人で行くということに、どうやってなったかというと

帰省のためのチケットを取ろうとしている時

そういうサービスがあると目に留まり

何気に長女に

「ばあちゃんちに、一人で行ってみる?」と聞いたら

「え!いく!」

と即答でした。すごい勇気ですよね。

数日後に私も追いかけて行きましたが、まだ当時6歳の幼稚園児です。

親から離れて、たった一人で飛行機に乗るなんて。

しかも青森空港から愛媛の松山空港までは直行便がなく

乗り換えが必要です。

CAさんが案内してくれますが、ずっとずっと隣に座っていてくれるわけではなく

目の届く範囲に、「ここ座って待っていてね」と言われるそうです。

甘えん坊で癇癪持ちの娘が出来るのだろうかと思いましたが

度胸だけはあったような気はします。

それと困ったことがあったら、周りの大人に聞くという

自信はあったからかなと推測します。

我が家は日頃から、自分でどうにかするということは意識していて

例えば、レストランでスプーンが落ちたとき。

私たち大人が話せばそれでいいのですが、私はとりあえず子どもにやらせていました。

「すみません」と店員さんを呼び止め

「落としてしまったので、新しいスプーンください」と

話すよう促していました。

初めこそ恥ずかしがったり、何て言っていいか分からないって嫌がったりしていましたが

何でもやってみよう、自分で解決できたら嬉しいし何より自分も楽なんだよ。と説得。

まず呼び止めることから。次は一言話してみようから繰り返し

レストランに限らず、お店でも

探している物が見つからなかった時もそうしていました。

それを幾度となく繰り返し

6歳になる時は、大きな声で呼び止めから話すことも出来るようになりました。

だからでしょうか、一人で飛行機に乗ったとしても

一緒に人が居てくれるんでしょ?

じゃあ楽勝じゃん♪という感じでした。

さすがに乗り換えを自分でするのは厳しいけど

分からなかったらその人に聞けばいい。と考えたのかも知れません。

先に6歳の娘が愛媛に一人で行き、

一週間後に11歳娘、9歳息子が2人で出発です。

あとに続く小学生たちは余裕で出発するでしょう。

次は11歳の娘、付き添いなしで本当の一人旅をしてみようと

今から話しています。

その時のために、今回は付き添ってくれるけど

チケットの見かた、上に書いてあるルートの読み方など

一人で行くようなシュミレーションをしながら行かないとね。と話しています。

いつまで、じいちゃんばあちゃんの所に行きたいって言うのかなあって

実家の母は話しますが、一回ぐらいはチャレンジして欲しいものです。

小学校や習い事の狭い世界しか知らない子供たち。

こんな世界もある、こんな人たちもいる。

こんなやり方、考え方もある。と

視野を広く持って考えられるようになって欲しいなあ。

そして、いつまでも泣き虫な

6歳の娘が自信を持って入学できますように。

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